自分の言葉で語る「私の仕事」

2/13に滋賀県立八幡高等学校看護選択系2年生の皆様に、福祉で働く魅力をお伝えする機会を得ました。これは、社会福祉法人滋賀県社会福祉協議会介護・福祉人材センター主催の「ふく・楽カフェ@八幡高校」にゲストスピーカーとして登壇させていただいたもの。

当日は、将来に看護系の職業を見据える学生の皆様に、「高齢」、「障害」、「児童」の三分野の社会福祉法人から、それぞれの生の声をお伝えしました(六心会は高齢分野を担当)。

当会からは2名が登壇。キャリアアップを目指す現場の介護職リーダー、介護から看護へキャリアチェンジをした看護師が、それぞれ自身の働き方、目標や仕事のやりがいを語りました。なぜ「介護」分野を選んだのか、仕事への向き合い方や、何より日常の仕事で感じる面白さや楽しさを、拙いながらも自身の言葉で語ることで、思いは学生の皆様へ伝わったのではないかと感じました。また、彼女たち自身にとっても自分の仕事を振り返る機会となりました。日頃、漠然と感じていることを言葉にするのは難しく、また照れくさくもありますが、学生の皆様の真剣な表情に背中を押していただき、20分間のスピーチ時間が短いと感じたほどです。

言葉にすることの大事さ、伝えることの意義を改めて実感した体験でした。

介護老人保健施設 ここちの郷 副施設長 愛須和美